C’s PORT 10周年 メンタルタフネス協会 5周年イベント

時代の変化に対応できる
「メンタルタフネス」な組織づくりとは?

Google社内に浸透する世界基準のメンタルタフネスから学ぶ

シーズポートの森田由美子です。当社はおかげさまで10周年を迎えます。
いつも本当にありがとうございます。

これまで出会いをいただいた皆さまに、今、私たちシーズポートが、最もお役に立てることは何かと考え、元グーグル人事担当者であるピョートル・フェリクス・グチバチ氏にご登壇をお願いしました。

テーマはピョートル氏の著書タイトルでもある「メンタルタフネス」。

メンタルタフネスは、今の私たちに極めて大切な考え方です。その理由は「変化するときのストレスに強くなれるから」だと考えています。

私自身がメンタルヘルス支援をスタートしてから17年。「メンタルタフネス」をテーマに活動をはじめて、ちょうど10年。その間に、日本の状況は大きく変化していきました。

メンタルヘルス対策に関しては、今とはまったく違う状況です。どこの事業場がメンタルヘルス対策に取り組んでいるかなど、そういった情報自体が、専門家同士の間でも公表できないような環境でした。

現在ではストレスチェックも義務化され、事業場がメンタル面への課題に、積極的に取り組んでいく時代になりました。たとえば「24時間戦えますか」という言葉が過去に流行しましたよね? しかし現在では「それは無理」という認識に変化してきました。

また、人口が減り労働力が低下していることで、組織が求める人材や、必要な能力面でも大きな変化を感じています。個々それぞれの特性を見極めたうえで、能力を発揮しやすい関わり方や対策をしていかなければ、組織の持つ底力を発揮し、望む成果に結びつけていくことが難しい時代になってきたと感じています。

変化できる「タフなメンタル」は準備できていますか?

会社組織としても、ひとりの個人としても、時代の変化に適応できているでしょうか?
適応するための準備はできていますでしょうか?
「今までと同じような考え方や取り組み方では、どうやら望むところには辿り着けない」
多くの方が、実はそう気づき始めていると私は感じています。

インターネットが当たり前になり、個人の価値観は多様化し、今まで以上にグローバルな視点が求められ、さらに日本人の労働人口が減っていく。
そんな時代の変化に合わせた「進化」が必要なわけです。

しかし、私たち人間は「変化すること」をそれほど好みません。
それゆえ、変化には必ずストレスが伴います。

変化に対応できるメンタルの準備が必要です。
それがメンタルタフネスなのです。

「メンタルタフネスな組織かどうか」で、進める道が変わってくるのです。

働くことに対して「働くことは苦である」「仕方ないから働く」という考えを持っている方が多いように感じています。しかし私は、その考えから脱する人を増やしたいのです。働くことで顔が晴れやかになる、自分が持っている資源を引き出せる喜びを味わう。それぞれの資源が化学反応を生み出し、組織としての生産性アップや活性化につながっていく。そんなことを楽しみながら、働く人を増やしていきたいという夢を持っています。

ピョートル氏は、今の日本人の働き方に疑問を呈しています。

講演会当日は、ピョートル氏が考えるこれからの働き方や、Googleなどでの経験を聞くことで、あなた自身もあなたの職場の仲間も、元気でイキイキと働き続けることについて、考えをアップデートしていく時間を共有できれば嬉しいです。

きっと、いつもの働き方を見直したり、働くことに対しての新たな視点を手にする機会にもなると思っています。私自身もピョートル氏のお話をとても楽しみにしています。

ピョートル氏は、広島にはなかなか来ることがないと伺っています。
是非、日頃ご支援頂いている皆さんにはこの機会を活かして頂きたいと思っております。

当日は、これからの私たちが望む働き方について、ご一緒に考えていきましょう!
お会いできること、楽しみにしております。

メッセージ

おかげさまで10周年を
迎えることができました

株式会社 C’s PORT 代表取締役
一般社団法人 メンタルタフネス協会 代表理事

森田由美子

2019年、株式会社C’s PORTはおかげをもちまして10周年を迎えることができました。
これもひとえに支援、応援してくださる皆様方のお陰と心より感謝申し上げます。
ふりかえってみると、企業で秘書をしていたことから専門学校や大学で教えるという立場になり、秘書検定の面接審査員になったことで秘書の方々とのネットワークが広がりました。今のお得意様の中にはその頃にご縁をいただいた会社様もあります。有難く思っております。大学の教員になり学生たちと接する中でカウンセラーという役割に関心を持ち、カウンセリングの勉強を始めて大学院にも行きました。学生たちとの出会いがなければ今私はカウンセラーという職には就いていなかったと思います。カウンセリングやコーチングを学ぶ過程や仕事を通じて多くの師や仲間にも恵まれました。そして、最初は仕事上の付き合いではありましたが、親身に関わってくださったり、ご縁をつないでくださったり、お互いに学び合ったりといった名方々との出会いに支えられて10年を迎えられたと思っております。

たくさんの方に支えられてここまでこられたと改めて認識しております。この文章を書きながら皆さんのお顔や場面が目に浮かんできます。これこそが会社を続けてきた財産なのだと思います。

個人事業としてスタートしたのが17年前、今のC’s PORTという会社名もその折につけました。なんという会社名にしよう?と考えた時に「C’s 」は私の専門のCommunication、Counseling、Coachingの頭文字の「C」を、そして「PORT」はそれら「C」の拠り所になりたいと付けた名前です。それを目指してここまでやってきました。それはこれからも変わりません。メンタルヘルス、メンタルタフネス、人材開発の専門家として、困った時、悩んだ時の拠り所としてお役に立てるよう、よりよくなるためのサポートができますよう社員一同、お役に立てるサービスがご提供できるように学び、創造し、仕事に取り組んでまいります。
そして、次の10年、皆様方の顔に加え新たな笑顔の財産が増えている新たな夢を描いて進んでいく所存でございます。
これまでのご恩顧に感謝いたしますとともに、ますますのご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。

森田由美子 Morita Yumiko
企業のメンタルヘルス支援の専門家。人材育成コンサルタントとしても活動。官公庁・企業・病院などの研修や講座は今年で15年目。豊富な現場経験と、大学教員の経験を活かし、クライアントの環境・状況に合わせ、実践的な知恵をわかりやすく伝えることが得意。2009年から個々の強みを最大限に発揮して、元気に活き活き働くことを支援する「メンタルタフネス・プログラム」を展開している。

特別講演

講演テーマ「Google流メンタルタフネス」

元グーグルで人事を担当していた経験をもとに、個人のメンタルタフネスのみならず、組織のメンタルタフネスについてお話しいたします。なぜ、今の時代にメンタルタフネスが必要なのか、個人の成長が組織に与える影響、最大のパフォーマンスを出す方法もお伝えします。

ピョートル氏からのメッセージ

メンタルタフネスは、自分の能力を引き出し、自分の想像以上の結果を生み出します。それは新たな価値を生み出すことにも繋がります。一緒に新たな自分の価値を見つけましょう!お会いできますことを楽しみにしております!

ピョートル・フェリクス・グジバチ 氏

プロノイア・グループ株式会社 代表取締役
モティファイ株式会社 取締役
2000年に来日。ベルリッツ、モルガン・スタンレーを経て、2011年Googleに入社。アジアパシフィックにおけるピープルディベロップメント、2014年からグローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。2015年に独立して未来創造企業のプロノイア・グループとHRテクノロジー企業のモティファイを設立。

主な著書:PLAY WORK(プレイ・ワーク) 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法
人生が変わるメンタルタフネス、Google流 疲れない働き方、がんばらない働き方、
NEW ELITE、その他多数

プログラム

Google流メンタルタフネス&個人と組織の資源活用事例

ストレスチェックが義務化されて4年。ストレスチェックを実施したけれど、『職場環境改善』にどのように活かせばいいのだろう、と考えている人事労務担当や健康管理スタッフの方も多いのではないでしょうか。
そこで、グーグルで人事担当だったピョートル氏をお迎えし、グーグルでどのように心理的安全性を保っているのか、また、職場環境改善に取り組んでいる企業はどのように取り組んでいるのかを具体的に伺う機会にしたいと思います。

講演

講演テーマ「強みを活用したワーク・エンゲイジメントの高め方」

従業員のいきいき度を表すワーク・エンゲイジメントが、仕事に与える影響とは?森田先生が注力されている「強み」と、ワーク・エンゲイジメントとの関係の研究から見えてきた、現場でワーク・エンゲイジメントを高める方法をお伝えします。ぜひ、御社の組織活性化にお役立てていただければ幸いです。

大塚泰正 氏 Otsuka Yasumasa
筑波大学人間系 准教授

早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修修了,早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学文学部助手,独立行政法人労働安全衛生総合研究所研究員,広島大学大学院教育学研究科心理学講座講師・准教授を経て,2015年より筑波大学人間系心理学域准教授。大学での教育・研究の傍ら,企業等でのカウンセリングや研修等に長年携わる。専門は職場のメンタルヘルス,産業カウンセリング。臨床心理士,精神保健福祉士。

タフネス組織開発 事例発表

  • 1. 「強み発見ワークの活用事例 ~職場でのコミュニケーション促進を目指して~」
    アンデルセングループ 株式会社アンデルセンサービス 総務部長 中島誠 氏

  • ストレスチェックの結果を職場環境改善につなげたいと、強み発見ワークに取り組んでいます。アンデルセングループには、アンデルセンやリトルマーメイドなどの店舗、タカキベーカリーの工場をはじめ、様々な職場環境、勤務体制がある中、各職場に適した方法を模索しながら、グループ内に広げています。

  • 2. 「産業医の目線から見る強みの有効性」
    中国新聞社 産業医 診療所勤務医師 水津純江 氏

  • ハラスメント、世代間ギャップ、働き方改革、賃金格差、年金問題など急激に変わりゆく時代に、前向きに働き続けることは容易なことではないと日々の面談で感じます。一方で、他人にではなく自分に目を向けることのできる強さが人を変えていくことも実感します。軌道修正はしながらも信じられる自分でいるために自分の強みを自覚することの大切さを皆様と共有できたらと思います。

  • 3. 「世界基準のメンタルの醸成 〜個を高め組織を強くする〜」
    シャープ福山セミコンダクター 総務部長 千田佳文 氏

  • 東京2020オリンピックを来年に控えオリンピックへの関心が高まる中、アスリートが身に着けているタフなメンタルにはいつも感心させられます。この「タフなメンタルを手に入れる事が出来れば良いな」と人材研修を進める中で思い描いていたときに「メンタルタフネス」の考え方に出会い、今年から全従業員を対象にしたタフネストレーニングを導入しました。この導入に至るまでの事例を失敗談も交えながらご紹介します。

イベント概要

  • 日時

  • 2019年10月16日(水) 14:00〜17:10【受付 13:30〜】

  • 会費

  • ¥5,000(税込)

参加
特典

  • 強み診断(¥1,500+税)プレゼント

  • フォーラム中にも強みについてお伝えします。
    事前に診断いただくことをお勧めいたします。

  • 会場

  • TKP ガーデンシティ広島駅前大橋6階(ホール 6C)

    〒732-0828
    広島市南区京橋町1-7アスティ広島京橋ビルディング6F

  • アクセス

  • JR山陽本線 広島駅 中央改札 徒歩 5分
    広島電鉄2号線 稲荷町駅 徒歩 3分
    広島電鉄6号線 稲荷町駅 徒歩 3分

    駐車場については下記の画像または下記リンク先参照
    http://urx2.nu/0TuN

  • 懇親会

  • 17:30より同会場の5階(ホール5A)で行います。※要予約
    お食事・ドリンク付 ¥5000(税込)/人
    下記のお申し込みフォームからお申し込みください。

フォーラムについてのお問い合わせ・ご相談はこちらから

TEL 082-208-2576 (担当:田中)
9:00〜17:00(土日祝日除く)

株式会社 C’s PORT(シーズポート)
〒730-0802 広島県広島市中区本川町2-6-5 相生橋KMビル402
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